進路ガイダンス

今の仕事で女子高生と話をする機会がありました。

 

高等学校が主催し、進路指導を担当する業者が企画して行う

進路ガイダンス。

 

17歳の子が、進路を考えるにあたっての情報提供をするわけです。

 

今回は、医療系、福祉系の業種のガイダンスということで、

男子より女子のほうが多いという印象でしたね。

 

持ち時間は、30分。

まだ、医療系、福祉系というだけで、

職種まで完全に絞れていないわけですから、

担当する職種の概要を説明するだけで時間がなくなりますね。

 

選ぶ職業というのは、自分がその職業を通じて、

経済的にも精神的にも幸せになれるということが大事なのですが、

その幸福感、達成感というのは、

周囲の誰かが、評価してくれないことには得られませんね。

 

サービスであれば、それを受けた人が満足し、

対価を支払ってくれて、リピートしてくれるというのが

幸福感、達成感として返ってきますからね。

 

こうした道理というのは、

なかなか理解できていない人が多く、

人を騙してでも、自分が幸せになればいいというような

考え方をするひとが多いのも問題です。

 

昔は、家長制度、徒弟制度、終身雇用制度などといった、

生活から、生きて行く様、生きるための術まで、

家長、師匠、会社が面倒を見て、育てていましたが

社会環境も大きく変わり、雇用者は戦力となる人材を

求めるようになりました。

 

雇われる側は、その条件に不満を持ち、

簡単に転職を図るような気質にもなったのですね。

 

そんな中で、これからの進路を決定しないとならない

若者達。

 

彼らが受けて来ている教育は、

与えられることに慣らされ、

不足分を得るためには要求すれば良いという風に

考えているように見えて仕方ありません。

 

社会に出て、その考え方が通用すると

思っているのかも。

 

だから、自分は悪くない。

社会が悪い。会社が悪い。親が悪い。。。。

 

自分が欲しいものがあれば、

どうやったら手に入れられるか、

どう行動すれば手に入るようにできるかということを

考えることの必要性に気づかせ、

考えることができるように方向付けることが教育だと思うのです。

 

専門学校は、職業訓練校。

でも、その短い就学期間で、その職業のすべての技を

身に着けるなどということは不可能ですよね。

 

どの職業でも、学校でなく、現場で行われる

職業訓練でもやることは基本の習得。

 

それをおろそかにすると、

後々、結果が自分に返ってくるということを

少しは伝えられたかなと思っています。

 

 

 

 

 

 

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