久しぶりのタチウオ釣り

ここ数年は、乗合船に乗る機会が極端に減りました。

これは、釣行回数が極端に減少したこと、
その理由はいくつかありますが、
小遣いの削減がもっとも多いかも(^^;

それと、なじみにしていた乗合船の廃業。
タチウオ釣り、メバル釣り、アオリイカ釣りで利用していた
乗合船が相次いで廃業。

この年で新規の乗合船に行くのは、
ちょっとしんどいというのもあり、
最近は仕立て船ばかりのってました。

仕立てにすると、
釣りものが合議で決まりますので、
アオリイカ、タチウオは、釣れる時期と
そのときの狙う釣り物が折り合わない時期なんですね。

でも、家人からのタチウオを食べたいという要求と、
プレゼントにいただいた電動リールの使い心地の報告という
2大後押しから(?)思い切って、昔、乗ったことのある
乗合船に出かけて見ました。

 

私が、この船をあまり利用しないのは、
まったくの個人的理由。

釣果情報とか、釣友の釣果は比較的いい結果を見るのですが、
私が乗ったときの釣果と、その状況がとにかく相性が悪かったんですね。

タチウオで坊主を食らったのもこの船というのもあり、
私の中ではこの船は鬼門だったんです。

今回も、潮見を調べて釣行を計画するのではなく、
たまたま身体の空いている日ということもあり、
爆弾低気圧でコンディションを崩された直後の海に
出かけたんですね。

この船の釣果は翌日必ずスポーツ紙に乗り、
その数字も良心的な範囲の数字であるんですが、
私たちが出かけた次の日は、釣果報告はされていませんでした(^^;

大潮後の下りの中潮の最終日、
潮周りとしては良くないですね。

しかも、爆弾低気圧でかなり濁りが入っているという状況。

船のタチウオ釣りというのは、一昔前までは
そんな難しい釣りではなく、向こう合わせで釣れるので、
船つりの入門ターゲットとも言われていたのですが、
ここ数年すごい人気で、釣り方もいろいろな方法が
行われるようになり、昔ながらのテンヤ釣りが結構難しい釣りとなっています。

この日、この船に乗り合わせた釣り人は16人。

半数から2/3が電動リールとなっていました。

私も電動リールデビュー。

家で、説明書を読んで、頭の中にいれ、
一応シュミレーションをしてのデビューです。

タチウオのテンヤ釣りというのは、
ご存知のように190gくらいあるテンヤに
いわしをくくりつけ、3m前後のさおで50mから100mくらいの
海底まで仕掛けを落とし、ゆっくり巻き上げながらタチウオが
食いついてくるのを待つ釣り。

当然、竿が長くなるとモーメントが大きくなり、
それにリールの重さが加わります。

その上絶えず、仕掛けを巻き上げる動作をするわけですから
結構、腕、肩、腰に負担がかかるんですね。

電動リールでは、その巻上げ動作を自動でできますし、
いざとなれば置き竿にしても巻き上げはしてくれますから
非常に楽にタチウオ釣りができます。

電動リールについている、しゃくり機能を試したり、
自動巻上げ速度をいろいろ調整したりで、
充実した時間がすごせました。

ブランクせいか、当たりを見逃したり、
合わせを失敗したりしながら終了。

全体的に、コンディションが悪かったのか、
船頭さんが気を使っていつもの釣行時間を1時間延長してくれましたが、
残念ながら釣果は伸びず。

同乗の人の竿頭で、5尾、平均1.○尾という結果。

私は、5回の当たりしかなく、2尾だけ取り込めました。

同行した名人は何と坊主という始末。

次の日の新聞に釣果報告が
載っていなかったのも理解できる釣行でした。

私としては少ないながらも家人にお土産を持って帰る事ができ、
初めての電動リールを使いこなせて満足。

できれば、今年はもう1、2回挑戦したいなぁと
思ったしだいです。。。。