「おおうちですごそう」という期間と、退職という出来事が重なって
好きな料理をするのにスパイスをいろいろと使い始めたということ
先日の「スパイスでカレー作り」という記事の中でもお話ししました。
まずは、カレーということで、市販のルーを使わず、カレー作りに挑戦しました。
といっても、レシピはいろいろと探して、先日のチキンカレーを作ったわけです。
奥さんも「辛いのは苦手」といいながら、「おいしい」と付き合ってくれています。
スパイスについていろいろと調べて、少しずつ知識としては入ってくるのですが
まだまだスパイス単体の名前と香りが一致しないものが多いです。
まずは、その解消をということで、
スパイスを単体で使う付け合わせに挑戦してみました。
もちろん、酢、塩の使用はありということで。。。
使うスパイスはカレーには必ずと言っていいくらい調合されるスパイス4種。
今回最初に購入したスパイスセットにも含まれています。
1.キュウリのクミン漬け
クミン、塩
2.大根のターメリック漬け
ターメリック、レモン酢、塩
3.ニンジンのコリアンダー漬け
コリアンダー、米酢、塩
4.玉ねぎのアチャール
クミン、チリ、レモン酢、塩
スパイスの香りというのは文字であらわすのは難しいですね。
紹介されている香りの表現は
クミン:爽やかで刺激的な香り
ターメリック:独特のやや土臭いような香り
コリアンダー:ほのかな苦みとオレンジのようなさわやかな甘い香り
食材と合わさっての匂いですからそれぞれ変わるものでしょうが
キュウリのクミン漬けは私好みでした。
ニンジンのコリアンダー漬けは、
パクチーの葉の味のような独特の苦みは感じられません。
娘夫婦、奥さんには好評でした。
大根のターメリック漬けは
色はまるでたくあんのようです(事実色づけに使われることもあるそうです)が
熱を加えていない分強い香りで好みがわかれるところでしょう。
私は少し苦手。
玉ねぎのアチャール
アチャールというのは、野菜や果物を使ったピクルスのことでインド料理の付け合わせによく出るのだそうです。
今回は火を使わず、単に和えてしばらく置いて落ち着かせるだけにしました。
私にも少しピリ辛すぎるくらいですが、カレーの付け合わせとしてはいけるでしょう。
奥さんはプレーンヨーグルトを加えるとおいしいといっています。
これで、わかったとは言えませんが
これらの付け合わせを常備して食べながら
香りのイメージを定着させていくこととします。
続いて、複数のスパイスを混ぜて使うことに挑戦ですね。
ミックススパイスは〇〇・マサラという名前がついて市販もされています。
先日のチキンカレーも定番のガラム・マサラというミックススパイスを基本に
ターメリックとチリを合わせて作りました。
このニデル(nideru)さんで買ったガラム・マサラで、13種のスパイスが調合されています。
料理の都度にスパイスを調合していくというのは大変なので
料理のタイプに合わせて基本となるミックススパイスを作ってあるわけです。
あの、市販のカレー粉(パウダー)もミックススパイスです。
このカレー粉(ミックスパウダー)を自分で作っておこうと思います。
もちろん、最初から市販のカレー粉のように30種類以上のスパイスを
調合するなんて無理ですから、調理の途中でスパイスは加えていくとして
まずは、最初に購入したスパイスを合わせてみます。
調合割合は、スパイスカレーのレシピで、この4つのスパイスを使うものを
さがして、それ以外のスパイスは実際に作るときに合わせていくことにしました。
食材によって様々なのですが、いろいろ調べてみて
クミン、コリアンダー、ターメリック、チリの割合が3:3:1:1くらいに
なっていることが分かったので、まずはこの割合で作ってみました。
使用するときは大体1人前が大匙1杯くらいですから
クミン、コリアンダーを大匙1杯ずつ
ターメリック、チリを小匙1杯ずつ
これを器に入れて、混ぜ合わせたのち
フライパンで1分ほど乾煎りし、粗熱が取れたら瓶に入れました。
スパイスは熱を加え続けると香りが抜けるといわれますが、
ミックスしたものに少し熱を加え、混ぜ合わせて粗熱を取ると
融合(熟成)するのだそうです。
瓶に入れておけば3か月くらいはもつとか。
これで、いきなりカレーを作るという手もありますが
これにあれこれまたスパイスを加えるというのも香りや味がわからなくなるので
カレーうどん、カレーそばで試してみることにしました。
成果は上々。
現役時代によく食べに行っていたカレーそばに近い味が食べれて
びっくりです。
更に、いろいろ試してみたいと思います。
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