椎間板ヘルニアその後

日記

椎間板ヘルニアからくる坐骨神経症。

整形外科で診察を受けて1か月近くたちました。

再診までの1週間、古くからお付き合いのある接骨院の先生、仕事上のお付き合いのある鍼灸師、高校の同級生の外科医、釣りの仲間の元歯学部教授などいろいろと話を聞きました。

西洋医学系の先生は、痛みを取るならすぐにでも手術する方が楽になれる。ヘルニアだけなら内視鏡手術で比較的簡単な手術のはずだといいます。

すべり症を併発しているなら、絶対に手術しなければ車いす生活になると脅されました。

東洋医学系の人たちは、保存療法にたけており、患者さんもたくさん治療している人たち、患部の血流を良くすることで、飛び出ている神経を自己治療する力を引き出そうという手法です。

どちらが即効性があるかというと、西洋医学に分があるようですが東洋医学の場合は時間をかけてあるべき形に戻していこうというわけです。

再診までに接骨院で2回ほど治療を受け、鍼灸師の先生からお灸するポイント(灸点)を教えてもらって、奥さんに毎日お灸をしてもらいました。

お灸といっても、プロがやる艾を指先で丸めて線香で火をつけるというものでなく、せんねん灸という素人でも簡単にできるものです。。。

以前、自分で艾をもんで、小さな三角錐の艾をつくる練習をしたことがあります。固くもむと火をつけると長く燃えて熱いお灸になってしまうのですが、柔らかく揉むと、火をつけてもすぐに燃え尽きふわっとした暖かさを感じるお灸ができます。熱量は揉み方、大きさで調整できるんです。

でも、私はプロではないので今はやっていませんし、腰には自分でできません。

また、鍼灸師であればだれでも上手なお灸ができるというわけでもありませんし、、、、

やはり、きちんと勉強し、訓練を積んでいる先生にしてもらわないと、、、

この辺りが、今の日本の医療界の問題点ですね。西洋医学は結果と手順が証明できるものでないと認めてくれません。しかし、医師の技量の標準化というか標準レベルの底上げを医学界が厚労省と連絡を密にして取り組んでいる様相が見て取れます。ですから、どこの病院でも一定レベルの診断と治療が期待できます。

私は、母親や親族の影響もあって昔から漢方、お灸、整体などが身近だったこと。痔瘻の治療も手術をせず漢方薬で体質改善をして再発していないことなどもあるので、私の体に合った治療をしてほしいわけです。。。。

と、まぁ、1週間で劇的な変化は難しいかもと思いながら、再診を受けに行きました。

徒手検査を再度受けてみると、最初は強硬に手術を進めていた先生が、「筋力も落ちていないし、痛みも薬で抑えられているようだから、手術は中止にして経過をもう少し見ましょう。」と言ってくれました。

それから、2週間ほど、接骨院での治療と、自宅でのお灸を続けています。

長時間の歩行や、立ち仕事では、臀部とふくらはぎ横の痛みが出るものの、耐えられないものではなく、日常生活はこなせるようになっています。

流石にまだ、釣りには出かけていませんがこの調子なら近々出かけることができそうです。

日記
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