今日は、東洋医学の講演を覗いてきました。
携わってきた仕事が、東洋医学に関係した仕事だったので
多少の知識はあります。
私自身は、医療系に進学したわけでもありませんので
専門家ではありません。
ただ、耳や目からはたくさんの情報は入ります。
友人や同窓生にはお医者さんがたくさんいますので
西洋医学の話も聞く機会もあります。
東洋医学、西洋医学それぞれを専門にしている人たちですが
中にはお互いを認めようとしない人もあれば
お互いを認め良いところは吸収しようという人もいます。
西洋医学はエビデンスを大切にすることは知られています。
でも、人の体は全て解明されているわけではなく
原因が不明なこともたくさんあるようです。
東洋医学は経験医学とも言われるように
人間の誕生から今日までの経験の中で培われてきたものです。
ですから、西洋医学で原因が判らない症候群といわれる症状でも
改善できると言われます。
その、東洋医学も様々な研究で治癒に至る仕組みなども
説明されるようになってはいるものの
まだまだ不明な点が多いわけです。
患者サイドとすれば、現在の症状が改善できるのであれば
その治療が害になるものでなければ
何とかして欲しいと思うわけです。
今日の講演は、元大学教授のドクター、現役の内科医の先生
それと、鍼灸師の先生の疼痛治療に関する講演でした。
帯状疱疹、線維筋痛症、他疼痛治療に関しては
機序は明らかではないけれど痛みが和らぐということに
鍼灸治療が優れていることを色々な例で示されていました。
聴衆は、現役の若い鍼灸師や学生。
一心に聞き入り、実技に見入る人たちを見ると
頑張って欲しいと思う反面
これを科学的に説明できないものか。
そうすれば、もっと一般化できるのにと思った次第です。
一人の治療者が両方の知識と技量を持てれば良いでしょうが
そうならなくてもチームとして機能すればもっと患者さんのためには良いのに
そうすればもっと人々が幸せになれるのにと思いましたよ。
東洋医学を志す人、頑張れ！！
