広島の原爆の日がおわり、長崎の原爆の日。
私の通った小学校は爆心地近くで、近くの銀行の壁に原爆でなくなった方の影が焼きついていました。(今は原爆資料館に移動)。近所や親戚の方の中にはケロイドが残っていた方もいらっしゃいました。
母は、被爆者手帳をもっておりましたが、原爆が落ちた後、曾祖母を探しに広島に出たため被爆したようです。(私も被爆2世ということになりますが、手続はしていません。)父方の祖父母は8/6に広島市内におり、被爆し、少し時間を経てなくなったようです。
母は70歳を過ぎて、原爆の語り部の要請があり、大学生の訪問者などに当時の様子を話していたようです。私達には語ろうとしなかったのですが、年を重ね自分達の世代の責任として話そうと思ったようです。
そんな母が、12年前でした。大学生のお嬢さんに当時の様子を語り、一段落着いたところで倒れそのまま帰らぬ人となりました。一つの責任を果たせたと思ったのでしょうね。
その後父も他界し、実家も処分していましたので広島に帰省することが非常に少なくなっています。長男として両親の墓は立てているものの、なかなかお墓参りにも帰れないという日が続いています。
こうしたお盆や、お彼岸になると両親を思い、お墓が気になるのです。
今後お墓をどうするかというのは悩みの種です。
これは同世代の悩みのようで、同窓会などで集った折には共通の話題になっています。
永代供養の方式に変えるという事を検討する人が多いと聞きます。奥さんの方も、直系には跡継ぎがおらず、義父の兄妹で集り親族で話し合っている様子です。
お墓を始末するにしても手続があるでしょうし、お墓に眠っている人たちのその後のことも考えると、また今度と日延べしてきました。でも、そろそろ真剣に考えなければならないと思い始めています。
現在の墓地はお寺に属していませんので、いつも法要をお願いしているお寺にお墓を移し永代供養をお願いできればいいのですすが費用が馬鹿になりません。
ネットで調べてみるとこんなのがありました。⇒
資料請求も無料で出来るようですので、とりあえず取り寄せて検討してみたいと思っています。