黒ソイを釣ったのは1年ぶり位になるのでしょうか?
昨年は何回か狙いましたが、腕が伴わず釣り上げることがかないませんでした。黒ソイだけを狙うということはなく、メバルを狙って出かけて、同じような場所で底を釣るとソイがいる場所であるという釣りなのです。
メバルの場合は、アタリが出て竿先が引き込まれるくらいしっかり食わせて巻き上げていくという釣りですが、黒ソイの場合は食い込むと根にもぐりこんでしまうのです。このため最終的に釣り上げられないということになる場合があります。
今回の釣りは、竿の調子にも何とか慣れてやっと釣ったということなのでしょうか。
潮の流れが緩いときに、根を狙うと顔を見ることができます。
残念なことにそろそろ黒ソイの旬もそろそろ終わり。それでも今回釣ったソイは久しぶりなので大事にいただくことにしました。
半身は刺身、半身は煮付け。
メバルと比べると身はもう少ししっかりしているとでも言いましょうか、刺身も歯ごたえがあり甘みがあります。煮付けは、メバルよりやはり身がぽろぽろとしっかりしており骨離れも良いのです。
鍋に入れてもほんとにおいしい魚です。でも、今回は1尾しかいないので、鍋には出来ず。それでも、皮は湯引きでいただきました。
あと忘れてはならないのは、肝と胃袋。肝はメバルより大きく、メバルより硬い肝です。湯引きにするとアンコウの肝のような食感になり、非常に珍味です。
胃袋はこれもメバルより大きく、厚いですから、しっかり掃除をして、刻んで湯引きします。コリコリとした食感を楽しみながらお酒がすすみます。
この魚はほとんど店で見ることがないのでなじみは薄いかもしれません。釣友も始めは知らなかったので釣ってもいらないといっていましたが、一度だまされたと思って食べてみろとすすめ、挑戦してからは二度といらないといわなくなりました。
最近は養殖もされるようになったようで、冬場の海の釣堀で見かけるようになりました。
RockFishと呼ばれる、メバル、ガシラ(カサゴ)、黒ソイは我が家では喜ばれる釣魚です。
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