釣りが趣味というのは言うまでもありません。ここ、10年近くは船釣りが中心で、波止に行く機会はほとんどありません。ですから、それまでの釣り道具は家の中に眠っているわけで、そろそろ処理をするかどうか悩みどころです。
船釣りの道具も、ぼちぼちと揃えて、今ではかなりの量になっているわけですが、ここ数年の釣りブームからか、メーカーもあの手この手と品を変えて新製品を出してくるわけですね。
小遣いが豊富なら、負けるものかと追いかけて揃えるのでしょうが、だんだんとそんな元気もなくなってきます。しかし、新しい釣り、道具というのはめっちゃ興味をひかれます。とくに最近のライトタックル。
もともと船釣りというのは、手釣りから始まり、どちらかというとしっかりした竿をもち、錘をぶら下げて釣るのが普通でしたが、漁師さんスタイルをアレンジした疑似餌を使った今風の釣りというのがどんどんと入ってきてます。
タイラバ、鯛カブラ、ジギング、一つテンヤ等、今まで近海ではなかった釣り方がメジャーになってきました。
このタイカブラというのももともとは漁師さんが、錘に擬似餌をつけて鯛を釣っていたものを真似て、今風にアレンジしたもの。釣り方としては100年もの歴史があるらしいです。これを錘をタングステンにし、小さいくても比重が大きくして、糸はビシ糸でなくPEラインの0.6~1号、竿も細いものでスポーツ感覚で鯛を釣り上げるのが今の主流。錘もコーティングして色がついています。
これを一式揃えるとなると、結構負担になってきます。今使っている道具で流用できるものが少ないのも事実です。船釣りの場合は、糸の太さや錘などがバラバラだとお祭りをして釣りにならなくなってしまいますから、揃える必要が出てきます。
でも、これが釣れるんですね。
先日の対釣りに出かけた時でも、餌や普通の擬似餌には見向きもしない鯛が、タイラバでは釣れているんです。なら、タイラバをやってみようと言うことになりました。何故かタックルは普通の船釣のものなのに、カブラだけは持っているという釣り人たち、、、、
私の仲間は、どちらかというとサビキ釣りはあまりしたくない方。メバル釣りも餌釣りを好みますし、鯛つりもウタセ海老や青虫などの餌釣りを好みます。サビキ釣りなどの疑似餌だと誘いを絶えず入れないといけないし、何となく釣れる気がしないといいます。
ですから、カブラが釣れているといわれてもっては行くけど、1,2回で飽きてしまう人たちなのです。
でも、今回は釣行をすべてカブラ釣りで過ごしてしまいました。といっても、カブラ釣りの経験者は一人だけ。残りは初心者で、スカートを変えたり、重さを変えたりするような技量を持っていませんでした。持っているカブラもせいぜい1,2個。それでも釣れると楽しいものですね(^^;。
やっぱり経験者は大したもので、すぐ、つ抜けをしていました。
釣行を終えて、反省会をすると、やはりみんな釣れるようになりたいわけですね。いろいろと、仕掛けはああでもない、こうでもない、タックルは、、、、、という話になります。流石に、すぐ釣具屋に行こうという人はいませんでしたが、、、、、
近いうちにまた同じ仲間で釣りに行くことがあると思います。その時、みんな、どんなタックルを持ってくるか。ひょっとすると竿まで新調する人が現れるかもしれません。少なくともカブラの数は今回の釣りよりかなり多くなっているはずです。
私も近々に釣具屋に行って、カブラを重さ別に3種類くらいと、スカートを何種類か手に入れようと思っています。(^^;