葉物のお漬物というと、白菜の糠漬け、塩漬け、キムチ、高菜、野沢菜などが思い浮かぶ人は多いでしょうね。
広島で育った私には葉物の漬物といえば広島菜でした。
この広島菜、日本の3大菜漬けとして、高菜、野沢菜と並んでいるのですが、あまりメジャーではないようです。
家庭で漬けるひともいるようですが、我が家では専門の業者さんが漬け込んだものを買っていました。
広島菜の特徴は葉の幅が広く葉脈も固くありません。ですから、一枚の葉でおにぎりを包んでもらったものです。
浅漬けはあまり日持ちがしないので、お土産に持って帰る時もあまり大きなものが持って帰れないのがさみしいです。
最近は、広島に帰る機会が少なくなったため、地元のスーパーで探すのですが、広島菜は関西では出回っていないようです。
代わりに求めるのが野沢菜なのですが、野沢菜は葉が薄く、茎が長いので広島菜のように広げておにぎりを巻くことができないのが残念です。
我が家では、この茎の部分を小さく刻んで、マヨネーズ醤油であえてご飯に乗せて食べるのが小さな定番になっています。
うちの奥さんがマヨラーなので、広島菜もマヨネーズ醤油で食べるのですが、これを真似てやってみたら結構いけます。
広島菜はやはり浅漬けか、古漬けが一番と私は思っているのですが、この広島菜をギフト用に加工した安芸紫、倭(やまと)という2種類は非常にお土産として評判がいいです。
安芸紫は、広島菜を刻み赤紫蘇と醤油、ゴマで和えた上品な味に仕上がっています。ちょっと柴漬けに感じが似ています。
大阪の高級なお寿司屋さんで箸休めに出てきたことがありちょっとびっくりしたことがあります。
倭(やまと)は、広島菜を刻んだものときゅうりが刻んだものが混ぜてあり青じそと一緒に漬けてあります。 お茶漬けに最適と思います。
この安芸紫と倭(やまと)がペアになったものをお土産にしてますが、評判はいいですね。