オープン戦も半分消化しました。今年のプロ野球、どんな展開になるかそろそろ予想が出始めるのではないでしょうか。
カープファンとしては、ペナント3連覇、日本一奪還を望んではいますが、、、、
今までのところカープはオープン戦はまだ6試合ほどしか消化していませんが、1勝3敗2分。勝敗だけ見ると心配な趣もありますが、オープン戦のチームの勝敗はあまり参考になりませんので各選手の仕上がり具合に注目したいところですね。
各チームとも今までのところ若手が中心に出場し、一軍への生き残り争いをしているわけで、レギュラークラスでフルイニングの出場などまずありません。
出来上がり状態はピッチャーのほうが早く仕上がる時期ですが、実績のある投手は実践で新しい球種を試したり、課題を持ってピッチングしている時期でしょうから結果だけでは判断し難いです。
そんな中で、広島で注目するのは、若手の左腕。一軍で常時投げれるリリーフ投手、先発できる左腕が加わって欲しいのは誰もが感じていることです。
先日の高橋昂也投手は期待が持てますし、昨日リリーフで投げた塹江敦哉投手も是非1軍に残れるよう頑張って欲しいです。
今年2年目の床田寛樹投手、昨年左肘を手術してリハビリ中。早くても復帰は夏くらいになりそうと聞きました。昨年はルーキーで開幕ローテーションに入っていて、巨人から勝利を挙げめっちゃ期待したのですが故障してしまいました。彼もまた、広島期待の左腕なのですが、今シーズンはしっかりリハビリに励んでもらいましょう。
1軍28名のうちピッチャーは先発要員6名、リリーバー6、7名
先発陣は、ジョンソン、野村、大瀬良、薮田、岡田に加えて、九里、高橋昂のどちらかが先発でどちらかがリリーフに。
7回、8回、9回のセットアッパー、クローザーは昨年50試合以上登板した一岡、中田、今村、ジャクソン、中崎が故障さえなければ実績からほぼ確定ですからこれで12名。あと、カンポス、塹江を加えて選考するのではないかと予想しています。
今年新加入のカンポスは、まだ回またぎで投げていないので外人枠の兼ね合いでジャクソンとの交代要員となる可能性もあるような気がしますが今のところいいピッチングをしています。
ロングリリーフのできる中継ぎ投手を去年のようにおいておきたいところですが、2軍からの底上げで調子の良いピッチャーを1軍枠と入れ換えるのが順当でしょう。高橋樹也投手や加藤卓也投手などがロングリリーフもできるように上ってくれると去年のような采配が取れるのではと期待します。
1軍枠の28人の中に、ピッチャーも含め1軍の外国人枠4名というのがありますから、ピッチャーで2名使うなら野手で2名。3名ならば1名ということになります。
エルドレッド選手、バティスタ選手、メヒア選手の3名から選ぶこととなります。特別に故障やスランプが無ければエルドレッド選手は入れておきたいですね。バティスタ選手は開幕に間に合わないかもしれませんので、メヒア選手が開幕の1軍候補ではありますが、まだまだ守備で不安があります。
バッティングの方は、オープン戦の開始ころは長打で非常にアピールしていましたが、ここに来て相手ピッチャーがレギュラークラスになってきて、バッティングにも陰りが出ているようにも見えます。
個人的には、バティスタ選手、メヒア選手の2人には交流戦くらいまでは2軍でしっかりと守備練習をしてもらって、ピッチャーに外人3人というスタートが良いのではと思っています。
野手のうち。捕手枠は3人採っておきましょう。
これで28人中 ピッチャー13名、捕手3名で、残り12名です。
野手では、センター:丸選手、ライト:鈴木選手、レフト:松山選手、ファースト:エルドレッド選手&新井選手が交代で、セカンド:菊池選手、サード:美間選手&西川選手、ショート:田中選手でしょうか。
内野でレギュラーが固定していないのはサード。安部選手が1軍にあがってきても定着までは時間がかかりそうですし、現在競っている西川選手、メヒア選手、美間選手の中では現在打撃と守備のバランスが整っているのは美間選手と西川選手としました。
これで、守備固め、代走、代打要員として後3名。
候補としては沢山いますよね。
上本崇司選手、小窪哲也選手、堂林翔太選手、メヒア選手、岩本貴裕選手、下水流昂選手、野間峻祥選手、天谷宗一郎選手、髙橋大樹選手。
故障上がりの安部友裕選手、赤松真人選手、バティスタ選手。
最終、緒方監督がどういう選択をするかを楽しみに、新人や、一軍定着を狙う位置にいる選手が、今の時期はとにかくアピールしないといけない時期ですから、ニュースや中継などで注目してみています。
チーム力を測るとすれば、今週末からの6試合くらいが注目でしょうね。各チームとも先発候補のピッチャーが長いイニングを投げるでしょうし、野手もレギュラークラスのベテラン勢も開幕への最終調整として、打席に立つでしょう。
広島カープの場合は特別な補強なしで今シーズンのペナントレースに臨みます。ここ2年は、レギュラーと控えの力の差が無いことが強みとなっています。今年も、キャンプからの調整が順調であればさらに底上げが出来ていると期待したいです。