月後半から9月は釣りに出かけても釣果に恵まれず、寂しい思いをしています。
10月に入って、予定していた釣りが天候で流れ、釣れなくてもいいからやっぱり出かけたいものだと思って潮見表を見たりしていました。
友人とのやり取りで、この潮ならねらい目はタチウオ、この潮ならアオリイカと近場の遊魚船の狙いと釣果を予想するくらいが楽しみでしたね。
そんな中で3人が時間が取れ、たまたま問い合わせた釣り船の兄弟船なら乗れるということで、出かけてきました。
この時期に、船が空いているということはあまり状況は思わしくないということでもあるのですが、まぁ、海の上でゆっくりできれば幸せよ!というのんびり仲間。それでいて、船長が勧める釣りものでは満足せず、○○は釣れない?とかわがままを言います。
で、船長としては実績はないがアオリイカを狙ってみよう。ただしお土産がいるならマルアジを釣っておこう。ということになりました。
アオリイカ釣りはこのブログでも紹介していますが、一時はシーズンになると毎週のように出かけていました。お世話になっていた遊魚船が2隻も同時期に廃業されてしまい、この年で始めての乗合船に乗るのもちょっとしんどいなぁと二の足を踏んで2年がたちました。
今年は、アオリイカが当たり年のようで、新聞の釣情報欄などでも速報が上がっています。もう一度アオリイカ釣りをやりたいものだと思っていました。
今回の場所は、水深があり、これまでのような中錘をつかったシャクリ釣りではなく、胴付き仕掛けで、エギを潮に乗せて釣るという釣り方が中心だそうです。
ですから、今回タックルはイカ狙いようで2セット。それにサビキ仕掛けをもって出かけました。
実際のところ、胴付きでのアオリイカ狙いというものは、私達は経験がなく、今回の船長は本職は漁師なので釣り方が分からないし、トラブル続きということで、経験のある中錘のシャクリ釣りで探っていきました。
このシャクリ釣りというのは、もともと江戸前の釣りとして一般に普及したようで、専用竿というのがなかなかないんですね。調子としては胴に乗せますが、あたりは穂先で取りますからピッタリの竿が見つかるまでは苦労しました。
メバル竿の硬調子のメバル竿で3m弱のものが調子が良く使っていましたが、外ガイドのため穂先に糸が絡むというトラブルが多く、特に風が出るとそちらに気をとられるので中通しの竿にチェンジすることにしました。
穂先が中通しになっている「金剛激あおりいか390」を検討したのですが、3.9mは少し長すぎるのであきらめ同じメーカの「金剛 あおりいか竿1.3m」を購入しました。
このサイズだと、漁船と異なり乗合船では穂先を海面近くまで持っていくのが結構大変でもう少しシャクリ幅を大きくしたいと思って中通し竿を探しました。
ちょうど、エギングがブームになり始めていて、大手のメーカーから中通しの竿が出ましたので負荷の大きいものを選んで購入しました。エメラルダスシリーズが出たところでしたので結構高価でしたね。
恥ずかしい話ですが、その竿はアオリイカを釣っている最中に海の中にリールもろとも落としてしまいました。本来なら糸ふけもあり、竿の浮力でしばらくは見えるのですが、ちょうどあたりを合わせて、イカが乗った瞬間でしたのであっという間に引き込まれていきました。
現在は、同じシリーズの下モデルの ダイワ(Daiwa) エメラルダス MX 85MHI SHORE。
穂先の感度を追求すると価格も倍以上になります。頻繁にアオリイカ釣りに出かけるなら検討できるのですが、年に数回ではもったいないですし、普通のエギングと異なる中錘を入れてのシャクリ釣りですから、慣れれば当たりも十分分かります。
定価が定価 30,500円(税込32,940円)ですが、釣り具やのバーゲン時では30%は引いてもらえますね。ネットでもアウトドア&スポーツ ナチュラム
お陸ぱりのエギングロッドとしても十分使えますしね。
というわけで、昔取った杵柄というわけでもないですが、慣れている中錘をつかったシャクリ釣りに変えて、たまたま、潮の流れも良くなったのでしょうね。小一時間で3杯のアオリイカをゲットしました。
イカ釣りが苦手な同行者の分も確保できましたので、良しとしましょう。
潮の流れが安定しているともう少し、釣れたかなぁとも思いますが、天気の良い秋晴れの日に海の上で楽しめたことに感謝です。。
やっぱりアオリイカ釣りは楽しいです。機会があれば、もう一回は行きたいですね。