一日中雨という予報の中、釣りに出かけました。
釣りの場合は、雨より風が天敵で、船も風がなければ出ることが多いのです。
前日から雨は確実だったのですが、風はなさそうだということで船長から出船の知らせが届きました。
今回は活小鯵をエサにした青物狙いと、アオリイカのリレー釣りです。
本格的な雨の時は、簡単なヤッケとか、通気性を保ったレインウエアではだんだんと水がしみこみ中が結構濡れてくるものです。
そんなときに便利なのは、漁師さんが着るようなゴム製の雨合羽。
これは、暑い時は蒸れてかなわないのですが、今の時期なら十分我慢できます。
しかも、今日のようなイカ類を釣るときに万が一墨を吐かれても簡単に洗い流すことができます。寒い時は防寒着の役割も果たしてくれますので非常に便利なものです。
私は、渡船屋さんにお願いして購入しましたが、後で調べてみると近所にそういったものを専門に扱っている店がありました。
そんな雨合羽をきて、帽子は蓑笠のようなものをかぶり、長靴を履いての完全防備です。
そして、港を出たところで、エサにする小鯵を一人50匹程度釣って生簀に放り込みます。
仕掛けを、飲ませ仕掛けに変えながら移動していくと青物のポイントです。
雨で手が滑るとまずいので手袋をして、鯵を針にかけて放り込みます。底まで30mほどでしょうか。
穂先が鯵の動きでピクピクしています。これで、青物などが近づいてくると鯵が暴れるのでわかります。そのうち大きく穂先が海中に引きこまれていきます。
まずは、大あわせ、、、、抜けました。
気を取り直して、放り込みます。
今度はしっかりと穂先が入ってからあわせます。あがってきたのはエソでした。
エソは、飲ませ釣りの外道としては一般的で、持って帰る釣り人は少ないです。しかし、身は高級かまぼこの素材になるなど結構おいしい魚です。小骨が多いのでそのまま食べるには適さないとされていますが、肛門から尻尾にかけてのぶぶんは小骨がないので、その部分だけ刺身や、酢の物にして食べるとおいしいです。
今回は船長が持って帰ってミキサーにかけてつみれ(団子)にするということなので生簀に放り込んでおきます。
エソがつれるとハリスがざらざらにされますので、仕掛けを直します。少し細い仕掛けにしたのがまずかったようです。
次のあたりは、穂先が水に引きこまれた瞬間に跳ね上がってきました。ハリス切れです。
大物が来るかもしれないから船長はハリス6号を使うようにアドバイスをくれましたが、私が守らず、結局チョンボです。
それから、エソ、エソ、エソと続き、やっとツバスを一つとりました。
禁煙 3日目のせいもあり、少しイライラしながらの釣りとなってしまいました。後半のアオリイカつりは又次の記事で。
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