昨年からの実現しようと願っていたことに、鳴門での鯛釣りというものがあります。
昨年9月に一度出かけましたが、時期がずれ、サワラ釣りに趣旨変えし、それはそれでおいしい楽しい思いをしたのですが、それ以降、予約はするのに天候が崩れるということが3回重なりました。
冬場は天候が荒れるのは仕方ないということで、桜鯛の季節になってからということで、万全を期して予約をし、有給休暇をとって備えました。
前の週くらいから天候が崩れ始め、季節外れの寒波が日本を襲います。北日本は冬に逆戻り、それに伴い等圧線が狭まり風模様です。
当日は前日までの雨は止んで空は快晴なのですが、本州側の天気と鳴門海峡の天気はずいぶん違います。特に風は、本州側では弱くても風向きによってはどうしようもなくなるのです。播磨灘には風をさえぎる島もありませんから西よりの風が吹くともうどうしようもなく出船を見合わせるというケースが多発します。
朝、釣行仲間の4人が待ち合わせて船付場への移動中に船長から電話です。いやな予感を持ちながら出ると、やっぱり風が強く朝一番の出船は難しそうと言う内容でした。
もう、淡路島の手前まで来ていましたのでとりあえず橋を渡ってサービスエリアに入ります。それまではたいした風ではないと思っていたのですが、橋の上の吹流しは真横に流れていました。この風は治まるのかを話し合いましたが、素人では判断もつかず結局中止することとして、引き返すことにしました。
他の道具でも持っていれば、釣堀でも行っていたかも知れませんが、道具もないのでは引き返すしか仕方ないのです。
この風では他の船に問い合わせを入れても出ることはかなわないということで、残念ながら解散です。
自宅に帰っても有給休暇をとっているので、今更出勤するのもなんとなく悔しいと思い家族を送り出しておもむろに釣具を広げてメンテナンスと、仕掛け作りにいそしみました。
私の場合は、年中メバルを追っかけているか、間でキス釣りに回数出かけるくらいで後の釣りは回数も少ないので市販の仕掛けで賄います。鯛もまともに釣ったことがないので仕掛け作りというとメバルとキスの仕掛けとなります。
どちらも結構こだわりを持って作っています。特にメバル釣りの場合は時期、行く場所で餌、対象のメバルのサイズが変わりますから同じメバル仕掛けでも何種類も作ります。
この日も、結局、イカナゴを餌とする場合の大型狙いの仕掛け作りに終始しました。
しかし、仕掛け作りはいつ釣りに出かけるかという目算があって作るから楽しいもので、当てもなく作るのはなんとなくもんもんとしてくるものですね。
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