叙勲

私の所属する法人の関係者が昨年の秋、叙勲をうけられましたので、叙勲とはどのようなものがあるのか調べてみました。

意味を調べてみると「 国家や公共事業に功労のあった人に勲等を授け、勲章を与えること」となっており、

勲の意味は「国や主君のために尽くしたてがら」ですから、勲等は「勲功に対して授与される等級」をさすようです。以前は12階級にも渡ってあったようですが、2003年には数字で等位を表すことは廃止されたようです。

ですから、現在は叙勲ということは、「 国家や公共事業に功労のあった人に、勲章を与えること」となるのでしょうか。

この勲章は、現行では22種類あるそうで、大きく分けると菊花章、桐花章、旭日章、瑞宝章、宝冠章、文化勲章に分かれ、その中でまた細分化されています。宝冠章はもともと女性版旭日章だったようですが、旭日章が女性にも与えられるようになったため、皇族女子又は外国人女性への儀礼的な場合にのみ授与される特別な勲章となっているようです。

それぞれの、勲章の種別を簡単にみてみると

この22の勲章を序列で並べると

昔の等位でみると、上2つは別格で「大勲位」、次の2つが「勲一等」後は順に「勲六等」までになるようですね。

あまり、私達の生活にはなじみがありませんが、受ける方にとっては大変名誉で喜ばしいことであろうと思います。

身近な人にいらっしゃれば是非お祝いしてあげましょう。