タイラバ暦

船の鯛釣り

鯛釣りのジャンルでタイラバを用いた釣りは、まだ新しいジャンルで10年程度ではないでしょうか。

もともとは漁師さんの釣り方でカブラ釣りという釣り方から変化してきたものと考えられます。

鯛カブラの仕掛けは、オモリに針が固定されており、その針に海エビなどの生餌をつけて鯛を釣る方法。

その針部分にサビキなどに用いる疑似餌をつけ誘うことで鯛を釣る釣方となり、釣具メーカーが仕掛けとしてタイラバと名付け、今日に至っているようです。

私も本格的にタイラバを始めたのは4年前、いつも一緒に釣りにいく仲間たちとお世話になっている船長と一緒に始めました。

その時は、サビキ釣りをしても、エサ釣りをしても中々鯛が釣れず、まわりの船がタイラバで釣果を上げていたので、ならばやってみようということになったわけです。

その時は、シーズンによって異なる鯛釣りの方法のローテーションの中に加えたという感じで、5月くらいまではサビキ釣り、虫エサ釣りで、イワシが大きくなるまではタイラバを織り交ぜ、時間帯によっても他の仕掛けで鯛を狙うというようなことをしていましたね。

一昨年くらいから、7月から11月の鯛釣りの時は必ずタイラバをもって行きくようになり、昨年は12月くらいまでタイラバでも釣りをしていました。

なんといっても道具立てがコンパクトですし、あたりの出方がいろいろなパターンであるのですが結構針掛かりさせるのが難しかったりしてムキになるんですね。

そして、同じタイラバを使った釣法も、オーソドックスな乗せ調子釣り方に掛け調子の釣り方が加わって幅が広がりました。

手軽に鯛が釣れると言う事で、人気が上がり釣具メーカーの販売戦略もありこの2,3年であっという間にメジャーな釣りになっています。

タイラバの仕掛けは、ヘッド(玉オモリ、鯛玉)とネクタイ、スカート、ハリス・針が組み合わさった疑似餌の部分が一まとめになっています。

現在はこのヘッドと疑似餌部分が離れたり引っ付いたりする遊動タイプのものが主流です。

それぞれ、メーカーが様々な形状、カラーのモノを出し、釣人はどれが良いのか迷うこととなっています。

全てをセットにして、沢山のパターンを準備することは経済的にも大変ですから、私は1昨年くらい前から、自作の道を探っているわけです。

 

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