私は中学・高校と男子校で過ごしました。
卒業して40年以上もたちますと、
疎遠になっていた友人たちも昔のことが懐かしくなり、
同級生の会の参加者も久しぶりの顔を見ることが出来ます。
同窓会組織は、他の学校と比べると
歴史はまだ半世紀ほどしかない未熟な組織。
それでも、同じ中学・高校で教育を受けたというつながりで
これまでも活動を続けています。
同窓生は、先輩から後輩まで一万人近い人数が
全国に散らばっており、地元だけではなく、
首都圏、関西は多いです。
同窓会組織も関東、関西では比較的早く支部を立ち上げましたが、
同窓会も50周年を機に、支部活動を充実させるということで、
九州、中部、今年は四国にも支部ができます。
この同窓会活動と言うのは、仕事もひと段落を迎えた人達が
中心になっている組織が多いようですが、私たちの同窓会は
組織も若く、役員の年齢層もどちらかというとまだ若い方だと
思います。
同窓会とは親睦団体であると同時に、
母校の発展に寄与する団体でもあるべきですから、
余生を楽しむ年齢の会員は、
役員から退くべきなのでしょうね。
私も役員を拝命していますが、
役員の中では年齢的には上になっています。
そろそろ交代を願い出る時期だと考えています。
一方で、同級生の集まりは、非常に気軽ですし、
気心が知れた連中が集まるので、
顔を合わせた瞬間に中学・高校時代に
タイムスリップできます。
純粋に楽しめる会となります。
特に我々の代は、
同窓生の中でも結束の高い代と評されており、
個性豊かな人が揃っています。
そして、誰かが遠方から地元に帰れば、
一声かけて集まりますし、夏冬の定例会には
恩師も駆けつけてくださり、盛会になっています。
こうした、仲間というのは、
気持ち的に疲れていても、そのつらさを忘れさせてくれる
ありがたい存在であるといつも感じさせてもらっています。