父の逝去から3ヶ月、3週間ほど前に周りから誘われて、喪払いに船には乗ったものの、潮、釣果に恵まれずやはり行き慣れた船に乗りたいと思っていたところに、船長から電話が入りました。
活きイカナゴが入ったからメバル釣りに行くぞというものでした。それまでも波があるものの釣れるときは型がそろって釣れているという情報はもらっていましたので、是非行こうと調整を重ねました。
なんとか、隙間を縫って時間を作り、久しぶりのメバル釣りです。最後は昨年の11月に半夜で行ったのですが、メバルが産卵を済ませてしまっていたのか、たいした釣果にはならなかったのです。
12月からは、瀬戸内の午前便が主体となり、餌もシラサエビ、シロウオが中心でした。
今回の船は12月からは狙い物がメバルではなくなり、2月になってから午後便でメバルを狙い始めるというパターンです。このころは大型のソイも釣れ、外道がうれしい時期でもあります。
そして、例年ですと3月中旬くらいからイカナゴを餌にメバルを狙うのですが、昨年はイカナゴが不漁、今年は少し遅れ気味ということで、私のタイミングと合ったこととなりました。
お昼の出船で、夕方までの釣りですから、少し深場を狙う釣りです。
しかも漁礁が、天然のものでなく、沈船。
徐々に駆け上がるのではなく急に底が高くなる場所です。
この船長は沈船や、人工漁礁を回ることが多く、結構ベテランさんでも難儀を余儀なくさせられます。
今回も6mくらいは一気に底が上がる場所を攻めましたので、使用する竿の長さからすると底は3mは切っておかないと竿あしらいでかわせる高さではなくなります。
メバルが浮いていればもっと上であたりが出るのですが最初は底から攻めたいし迷うところです。
実際、釣場では迷いが出始めるとどツボにはまることが多いですから、とりあえず底取りをしながらのスタートとなりました。
船長の指示のままに釣り始め、パラパラと釣り上げていきます。
明るい時間帯の釣りはメバルが浮く条件が整いにくく船長の指示に従いながら釣るのが一番です。入れ食いモードになることは稀で、船長の合図と共に仕掛けを投入し、ポイントを攻めることが釣果に繋がるのです。
今回は、2連は2回しかありませんでしたが、何とかつぬけ。
小型も混ざりましたが、写真のように25cmを超えるサイズを半数以上釣る事ができました。
活きイカナゴがある間にもう一度行きたいものだと思っていますが、どうなるでしょう。
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