遠投サビキ

釣りを始めたいという友人からの質問に答えます。

この時期なら、遠投サビキでサバや鯵が狙えるかもしれません。
鯵も小鯵ではなく、20cmから30cmくらいのマアジがいればよいですね。

ただ、鯵を狙うなら基本底近くになりますから
遠投サビキだと棚取りが大切になりますよ。
（この棚取に関しては、また別の機会に）

釣りに行かれる場所が　回遊魚やフィッシュイーーターが
入ってくるようなところであれば、ハマチ、サワラ、スズキなどが
針にかかった鯵やサバに食いついてくるかもしれません。

先日私が釣ったメジロ（大型のハマチ）は、胃の中に30cmくらいの
サバ、15cmから20cmの小鯵を沢山飲み込んでいましたよ。

ですから、TAKAMIYA(タカミヤ) SmileShip サビキセット上カゴ TF18の
サビキ仕掛けのスペアは、ハリスがもう少し太い(3号位）を用意しておくと
良いかもしれませんよ。

集魚剤に関しては地元で実績があるのでしたらマルキュー(MARUKYU)
アジジャンボでよいでしょう。

さて、ロッドとリールについてです。
検討されているのがこれですね。

セット竿
規格:4-450
振出
全長m:4.5
継数:5
仕舞寸法cm:102
自重g:310
先径/元径(mm):2.0/25.0
適合鉛(号):8〜15
カーボン率(%):65
付属糸号:4

セット物の場合、販売店がセットする場合と、卸がセットするものがあるようです。

このセットは竿、リールともプロマリン。

釣り具は、国内メーカーでシマノ、ダイワに代表され、釣り具屋などが
OEM製品を出していますが、このプロマリンというのは
釣具・海上レジャー用品の総合卸の浜田商店の出しているブランドです。

ですから、この竿はプロマリンというブランドの中の
ブルーベイ磯遠投竿の4-450遠投ではないかとおもわれます。

竿をターゲットに合わせて検討するときまずチェックするところ
規格:4-450
適合鉛(号):8〜15
自重g:310

４は一般に言う磯竿の４号
４５０はcm、全長4.5ｍ
竿に負担をかけず使える錘が8号から15号
つまり30g～60gくらいの錘と仕掛けであれば
快適に使えますということ。

竿の号数が大きくなるとこの適合鉛も大きくなります。

少し遠投するためには竿にハリがあり、
錘などの荷重がかかるので３号以上を使います。

長さは初心者には長いかもしれませんが
遠投するなら4ｍ以上は欲しいところですね。

この竿なら、少し長めですが
海上釣掘りなどでも使えます。

次は重さなのですが、竿とリールは常にセットで
手に持っていますからどちらも軽いに越したことは無いです。

竿はハリ（ある程度の強度）を保ちながら軽くするということで、
カーボン含有量等で値段が変わっていきます。

後は、ガイドなどの細かい部品の素材、形状で値段が変わります。

糸がらみしにくい、すべりが良い、耐久性がある、軽いなどの
要素が価格に反映されていきます。

どうしても、高価格のものがそうしたスペックが良くなっています。

スピニングリールの種別は、巻く糸の太さと量によって大きさが
異なります。

小型スピニング、中型スピニング、大型スピニングと
大体3種類に分かれますが、一番万能なのは中型です。

メーカーによって若干異なりますが3000番台のものです。

このリールの詳細はわかりませんが
プロマリン（PROMARINE） RAS4000　ラウンドスピン
ではないかと推測しています。

リールも、素材によって重さ、耐久力が異なります。
加えて、回転を滑らかにするベアリングの数、内部の耐水性などで
大きく価格が異なってきます。

これに、3号～4号のナイロン道糸を200mくらいは巻いておきます。
最近はPEラインを使用することもありますが、慣れないとトラブルが
多くなりますから、竿あしらいができるようになるまでは
ナイロン道糸をオススメします。

入門用のセットの竿、リールでも十分釣りを楽しむことはできますし、
使用後のメンテナンスをしっかりすれば繰り返し使うことはできますが
やはり、磨耗が早く欠損などを起こし、トラブルの原因を作ると思います。

釣りを続けるなら、少なくともリールは少し良いものを買っても
長持ちすると思います。

私は、個人的にはシマノのギアが優れているとおもっていますので
シマノのリールが多いです。

ちなみに最近はスピニングリールを使うことは稀ですが
使っているのは全て20年選手になっています。

でも健在ですよ。これは現行モデル

竿はメーカー品でなくても釣り具屋がOEMでメーカーに作らせて
いるようなもので探すと良いものがありますよ。

検討してみてください。