天津神 後に 国津神
海神、嵐神、農耕神
別称:建速須佐之男命
素戔男尊
素戔嗚尊
須佐乃袁尊
神須佐能袁命
須佐能乎命
古事記では建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)、速須佐之男命、須佐之男命。
日本書紀では素戔男尊、素戔嗚尊等、須佐乃袁尊。
出雲国風土記では神須佐能袁命(かむすさのおのみこと)、須佐能乎命などと表記される。
日本書紀では伊邪那岐命(いざなぎのみこと)を父、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の間に
天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つくよみのみこと)、蛯子の次に産まれたとされる。
古事記では、神産みにおいて伊邪那岐命が黄泉の国から帰還し、禊を行ったとき
天照大御神、月読命に次いで鼻を濯(すす)いだときに産まれたとされている。
古事記、日本書紀に多くの素戔嗚に関するエピソードが書かれており、天照大神との誓約(うけひ)、
高天原からの追放(神逐:かんやらい)、八岐大蛇(やまたのおろち)の退治は子供向けの神話にも
なっている。