今年2度目の釣りは釣堀へ

初釣りは、のんびりと海の上で楽しむ。
といいながらも、そこは釣り人、釣果を問わないといいながら、結構こだわる。

 
そんな2008年が明けて10日あまり。

 
釣り仲間から釣堀へと誘いを受けた。

 
総勢6名。
釣堀は初めてという人も混ざっている。

 
情報によると、今シーズンは最後の青物放流らしい。
土曜日ではあるが、6人で貸切としてくれる。

 
今回の釣堀は1辺が10mの筏に深さ10mくらいの網が入れてある。

 
ちょうど1辺が10mの立方体の中に魚がいて、上の辺上から釣りをしているようなものである。

 
潮によって多少網が押され、手前が浅くなることもあるが、真ん中から潮下は10mくらいの水深である。

 
貸切の枡に入っている魚種は、鯛、ハマチ、カンパチ、シマアジ、とらふぐであり、放流は、鯛を人数×4、ハマチを人数×1/3、カンパチを人数×1/6、シマアジを人数×1/2で、お土産にヒラメを一人1尾ずつということである。

 
釣堀のエサといえば、定番はミック(練り餌)とウタセエビが万能で、青物用にイワシ、活きアジ。これに、こだわりの餌が加わっていく。いろいろな練り餌、着色した鳥のササミ、蛍烏賊、みかん、プチトマト、キビナゴ、虫餌、ソーダカツオなどなど。

 
狙いの魚によって仕掛けや竿を換えて釣るのが当たり前、特にこの時期は魚の活性が落ち、舐めているとヒドイ目にあうこともる。

 
今回は、青物、シマアジは枡に放流する代わりにすかりの中に入れてもらうよう交渉し、鯛を中心に狙うことにして細仕掛けで臨むこととした。

 
底から1mを基準に、釣っていく。

 
まぁ、始めてみればそんなに心配することもなく、順調に鯛、フグ、シマアジが上がっていく。

 
青物の放流時には、放流した鯛の数に近づくくらいの釣果が上がっていた。

 
残り時間が2時間ほどの折には、まだ、枡の中には、鯛、フグ、ハマチが残っていることは確認できるが、もう残り少ないという状態になっていた。
持っていた餌の残りをとっかえひっかえ誘っていく。

 
ササミ1パック、ミック、練り餌2種類、青虫、甘エビと残しても仕方ないので、どんどん餌を変えてみる。

 
そうこうして、終了の時間。

 
お持ち帰りの釣果は鯛25尾、シマアジ4尾、ハマチ2尾、カンパチ2尾、とらふぐ1尾という放流を上回るものであった。

 
これにお土産のヒラメ6尾を皆で分けて、クーラーはパンパン。

 
少し、雨にも濡れたので温泉で身体をあっためて帰路に着いた。

 
成人式のお祝いに近所にも鯛をおすそ分けし、我が家は手巻き寿司パーティー。

 
鯛にヒラメにカンパチ、シマアジは家族も大喜び。

 
潮汁に、ブリ大根、骨蒸し、しゃぶしゃぶと3日に渡って楽しみ、昨晩からは味噌漬けの鯛をあてに晩酌を楽しんでいる。

海上釣堀 釣り
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