現在使用しているスピニングリール。(といっても船では殆ど使いません)
として、前の記事でBBX DESPINA 2500Dを紹介しました。
主に海上釣掘の釣りで使ったりしていますが、たくさんおいてあるレバーブレーキ仕様のスピニングリールの中で今でも使っているリールにシマノBBXテクニウム5000sc4351があります。
5000番ですから結構大型のスピニングリールです。
これは、主に釣り公園で使っていたリールなのですが、この釣り公園の釣りが独特だったのです。
明石海峡に張り出した桟橋上の釣り公園で、桟橋は陸から南へ100mほど伸びているわけです。
その途中に釣り座を構えて、撒き餌をしながら潮に乗せて仕掛けをポイントまで運ぶのですが、
潮は東西に流れます。
桟橋の下は行け行けですから、早い潮のときはかなりのスピードで流れます。釣り座から30mあたり、50mあたり、80mあたりとシモリが点在しており、そのあたりに撒き餌がたまるのか、当りが出る場所がある程度限定されていました。
浮きは1m以上の長さのある棒浮子で棚も6尋以上でしたから、錘もそれなりの重さ、これを竿先に落として潮に乗せて流していくので、ペールをあげて糸を出していたのでは余分な糸ふけが出てしまう状態。
ですから、仕掛けが潮になじんだらレバーブレーキを解除して少しテンションをかけながらフリーに逆回転をさせながら流して行くという釣りです。
浮きが沈んだら素早くあわせないといけません。100m近く流してからの合わせの場合もありますから大型リールでレバーブレーキというのが適していたわけです。
あたりを出す魚は、メバルのような小型もあれば、スズキ、鯛、ハマチなど様々です。
鯛も60cmオーバーを釣ったことがありますから、思わぬ大物も上がります。
両軸リールでもこの釣りをやってみましたが、魚をかけてからのやり取りと、巻上げのスピードはやはりこのリールにはかないませんでしたね。
その時代の最高峰のリールでしたから、滑らかさ、強さは抜群でした。
今なら
シマノ BB-X テクニウム (C4000D TYPE-G)(ノーマルブレーキタイプ)
が最上級機種になりますね。
ベアリングも13個と他と比較しても断然違います。
最近思うのは、少々高くてもいいものを買って長く使うのが一番だということですね。